平均律 (12等分平均律)
平均律との差(単位:cent)
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●歴史:
- メルセンヌ (1588?-1647?)は、ヨーロッパにおいて最初に12平均律について記述した人、とされています。。(「考案した」としている文献などが一般的なようですが、それよりも50年程前に中国(明)の
朱載育(「育」は土偏がつく)という人が12平均律を発表しているようです。)
- 18世紀には、ナイトハルト(1685 頃 - 1739)が平均律をオルガンに施す試みをし、失敗に終わりました。
- 調性格を論じたマッテゾン(1681-1764)は、平均律に対して従来の調律法の優位性を説いていました。
- キルンベルガー(1721-1783)は、その調律手順の面倒さから、12等分平均律を現実的でないものと考えていました。
- 平均律が広く鍵盤楽器に使用されるようになったのは、ピアノの大量生産が始まった19世紀中ごろからと言われています。
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