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ヴェルクマイスターの調律法 第1技法第3番

平均律との差(単位:cent)

C C# D D# E F F# G G# A A# B
12 2 4 6 2 10 0 8 4 0 8 4

注1:はじめてこのページをご使用になる方は、最初に必ず「GS音源とMIDI再生ソフトのチェック」を行ってください。ここでOKの状態でない場合は、このページのデータはすべて平均律で演奏されてしまいます。
調律変更可能な音源・電子楽器一覧

注2:この調律データには、音源の制約により、本来の調律に対して相対的に±1cent程度のずれが有る音程があります。


〜 この調律の概要 〜 [もう少し詳しい解説]

●歴史:ヴェルクマイスターは、ドイツのオルガン演奏家で音楽理論家。長3度が純正に響く事が重視された時代において、「鍵盤楽器の基礎であるすべての長3度は純正より広く取らなくてはならない」と主張した。彼の調律は、J.S.バッハ(1685-1750)にも影響を与えた。
国産の電子ピアノ等では ベルクマイスター第V と表記されることが多い

●調律考案者: ヴェルクマイスター(Andreas Werckmeister, 1645-1706)
ベルクマイスター とカタカナ表記されることも多い

●調律方法:まず「ウェルテンペラメント」に調律する(EからHisまで純正な5度を取り、C(His)−Eの長3度を4等分する)。このAからHまでを純正な5度に取り直す

●純正な音程: 5度が「 A - E - H 」「 Ges - Des - As - Es - B - F - C 」。純正な長3度は無し。

●出典:ゼロ・ビートの再発見(本篇・技法篇)/平島達司/東京音楽社


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