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試聴コーナー |
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プレトリウス(Praetorius)の調律法
平均律との差(単位:cent) | |||||||||||
C | Db | D | D# | E | F | Gb | G | Ab | A | A# | B |
10 | -14 | 3 | 15 | -4 | 14 | -10 | 7 | -12 | 0 | 17 | -7 |
この調律は、「明庵(めあんとねさんのページ)」(http://crafts.jp/~meantone/index_.html)より引用させて頂きました。
注1:はじめてこのページをご使用になる方は、最初に必ず「GS音源とMIDI再生ソフトのチェック」を行ってください。ここでSTEP2がOKでない場合は、このページのデータはすべて平均律で演奏されてしまいます。
調律変更可能な音源・電子楽器一覧
注2:この調律データには、音源の制約により、本来の調律に対して相対的に±1cent程度のずれが有る音程があります。
〜 この調律の概要 〜 [もう少しくわしい解説はこちら]
●歴史:プレトリウスという人はドイツの作曲家、音楽理論家、オルガン奏者(1571 頃 - 1621)。バロック初期に教会音楽の曲集編纂などでも活躍した。プレトリウスの調律法はこの時代の教会オルガンに広く利用されたと考えられる。「中全音律」という名称が実質的にはアーロンのオリジナルではなくこちらを指して使用される例も少なくない。
●調律考案者: プレトリウス(Praetorius, 1571 頃 - 1621)
●特徴:ほとんどアーロンの中全音律と共通。「ウルフ」の両側を純正な5度に取ることで、その軽減をはかる修正法。これは純正な5度を2つ使っているので、10.753 cent 狭まり 726.884 cent になっている。このわずかの改良は実際の音楽の作曲・演奏には大きな影響をもたらした。この調律法を原点にのちの「調性格」の概念が形成されていったと考えられる。
●調律方法: 「B - F - C - G - D - A - E - H - Fis - Cis」をミーントーンの5度に取り、「Es - B」と「Cis - Gis」を純正な5度に取る。
●純正な音程: 5度が「Es - B」「Cis - Gis」。長3度が「B - D - Fis」「F - A - Cis」「C - E」「G - D」。
●出典:オルガンの歴史とその原理/平島達司/神戸松蔭女子学院(短期)大学学術研究会
Copyright(C), 1998-2004, Shintaro.Murakami
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