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試聴コーナー |
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ラモー(Rameau)の中全音律・H.Legros案(1973年)
平均律との差(単位:cent) | |||||||||||
C | Db | D | D# | E | F | Gb | G | Ab | A | A# | B |
10 | -3 | 3 | 8 | -4 | 14 | -5 | 7 | -1 | 0 | 17 | -7 |
この調律は、「明庵(めあんとねさんのページ)」(http://crafts.jp/~meantone/index_.html)より引用させて頂きました。
F#を従来+5centとしていましたが -5centの誤り(データ入力ミス)でしたので訂正し、調律MIDIデータも差し替えました(2007/8/29
ぺかっち様よりご指摘頂いた内容)
注1:はじめてこのページをご使用になる方は、最初に必ず「GS音源とMIDI再生ソフトのチェック」を行ってください。ここでSTEP2がOKでない場合は、このページのデータはすべて平均律で演奏されてしまいます。
調律変更可能な音源・電子楽器一覧
注2:この調律データには、音源の制約により、本来の調律に対して相対的に±1cent程度のずれが有る音程があります。
〜 この調律の概要 〜 [もう少し詳しい解説]
●歴史:ラモー(1683-1764)はフランスの作曲家、音楽理論家。かなりの大物です。
●調律考案者: ラモー(Rameau, 1683-1764)
●特徴:ミーントーン律から「ウルフ」を軽減するために、そのいくつかを純正なものに替える修正法。さらに「ウルフ」を2つの5度に分散させているため、一つにつき 709.043 cent になっている。
●調律方法: 「B - F - C - G - D - A - E - H」をミーントーンの5度に取り、「H
- Fis - Cis - Gis」を純正な5度に取る。残りの「Es」を「Gis」と「B」の中間に取る。
※実は、ラモーは言葉でアイデアを示しただけなので、解釈によっていくつかの種類があります。ここで示している内容は、H.Legros案(1973年)と呼ばれています。
●純正な音程: 5度が「H - Fis - Cis - Gis」。長3度が「B - D」「F - A」「C - E」「G - H」。
●出典:オルガンの歴史とその原理/平島達司/神戸松蔭女子学院(短期)大学学術研究会
[もうすこし詳しい解説はこちら]
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